ひふみワールド3つの魅力と「全世界株式インデックス」との比較

地球お金

レオス・キャピタルワークスの日本を除いた世界に投資するファンド「ひふみワールド+」は投資信託、国際株式部門でランキング上位をキープしている人気あるファンドです。「ひふみワールド+」の魅力を解説し、同じく投資信託、国際株式で人気で王道の「世界株式インデックスファンド:SBI雪だるま」と比較しました。

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ひふみワールドの3つの魅力

ひふみの理念は、資本市場を通じて社会に貢献すること、銘柄選定の方法は社員が実際に世界の企業に出向いて成長するワクワクするような(びっくり)企業を発掘することです。

世界中から、これからも成長するびっくりするような企業を発掘し厳選投資する運用はアクティブ運用だからできる方法です。

成長性に投資するファンドであり、本来は1年程度で評価してはいけない、中・長期で運用して評価するファンドではありますが、、、中間評価ということで見ていきたいと思います。

海外の成長企業に投資している

海外の成長企業に投資
ひふみワールド+は日本を除く海外の成長企業に投資しています。
厳選の基準は次の2つを重視して、実際に世界の企業を訪問して、成長企業を発掘している。
この会社が社会になくてはならない?
・経営者の考え方に共感できるか?

守りながら増やす運用、投資効率が優れている

守りながら増やす運用
ひふみワールドは、守りながら増やすに挑戦しています。
株式市場の環境の変化に応じて銘柄比率を変えたり、安定資産を増やすなどアクティブ運用でしかできない対応で株価の下落を抑制している。
守りながら増やす運用のポイントは、次の3つである。
株式市場の変化に柔軟に対応
・多様な価値観を組み入れる
・シャープレシオを意識した運用(1年のシャープレシをが3超え!)

顔の見える運用

顔の見える運用
レオス・キャピタルワークスでは13名の運用メンバーが在籍しており、顔の見える運用を行っている。
食品管理では当たり前となっている顔の見える管理であるが、運用においても「誰が」責任を持って運用しているかは重要である。
アクティブ運用の実績は、ファンドマネージャーの手腕によるところが大きく影響する。
また、ファンドマネージャーの意識も顔を出されることでプレッシャーがかかることで責任感が高くなり銘柄選考に磨きがかかる。
顔が見えるない運用よりは見える運用の方が当然なことではあるが魅力がある。

レオスキャビたる

出典:SBIネオトレード証券「ひふみワールド+について」

組入れ銘柄上位10、国、通貨、業種、組入れ比率

月次運用レポート(2021年7月度)から情報を得ています。
状況に応じて、上位組入れ銘柄をちょくちょく変えています。
最新の情報を参考にしてください。
組入れ上位5カ国は、1.アメリカ60.57%、2.中国6.96%、3.ドイツ5.02%、4.フランス2.91%、5.台湾2.01%です。
組入れ上位5業種は、1.ソフトウェア13.35%、2.資本財12.22%、3.各種金融9.57%、4.半導体9.31%、5.小売6.66%です。
誰もが知っている企業ではないところが魅力である。
既に誰もが知っている大企業に投資するのとは違う魅力、これからの企業を投資により育てる感覚を持てるのは楽しいと思う。
安心感は薄れるが、ワクワク感を持って運用できる。

組入れ銘柄の上位10企業

組入れ

出典:ひふみワールド+月次運用報告書(2021年7月)

シャープレシオ(投資効率)が優秀

スルガ銀行、ダイレクト投資信託で取扱い店舗でのシャープレシオのランキングです。
ひふみワールド+は、シャープレシオのランキング4位にランクインしています、シャープレシオも3.42はかなり優秀です。
シャープレシオについて詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

60歳からの投資【初心者必見】投資信託を選ぶ5つのポイント!
投資の勉強をしながら投資の経験を積めば自然と身についていく知識・知恵ですが60歳からの投資では労働資産が少ないため失敗が許されません。若いときは、投資によっての失敗談は良い経験となり、労働で挽回すればいいやになりますが、、。これから投資を考えている人は読んで参考にしてください。

シャープレシオが3以上は本当に素晴らしい投資効率です。

投資効率

出典:スルガ銀行ダイレクト投資信託「シャープレシオキング」

ちなみに販売金額ランキングでは、ひふみ+は5位にランクインしています。
人気と実力がかみ合った優秀なファンドですね。
これからも成長が十分に期待できる企業を厳選しているので、ハイリターン・ハイリスクになってもよいのですがアクティブ運用の利点によりリスクを軽減しています。

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SBI 全世界株式インデックス(雪だるま)との比較

それでは、同じように世界株式に投資を行なっている代表格であり、人気が最もある全世界株式インデックスと比較してみます。
インデックスVSアクティブ運用の比較になります。

1年チャートの比較(2021/8/24調査)

ひふみワールド+は、まだ3年経過していないので条件を揃える意味で1年チャートで比較します。
オレンジ色が「ひふみワールド+」、ブルー色が「SBI ・全世界株式インデックス(雪だるま)」です。
ひふみワールド+はアクティブで雪だるまはインデックスと投資対象がまったく違うのに、びっくりするほどチャートのグラフが重なっています。
組入れ銘柄の上位10銘柄や比率などまったく違うのに、調査している私が「何で?」と皆さんに聞きたいぐらいです。
1年チャートで比較すると、ひふみワールド+とSBI ・全世界株式インデックスは同じようなパフォーマンスの推移です。

ひふみ

1年チャート

騰落率、シャープレシオ、信託報酬

「ひふみワールド+」は、守りながら増やす、シャープレシオを意識するといっているだけのことがあります。
シャープレシオ2以上あれば優れているといわれているなかで3点以上をだしています。
チャートでは、リスク(振れ幅)がそんなに違うように見えなかったのですが、、騰落率でみると「ひふみワールド+」の方が増え幅が少なく安定しているように感じます。
ただ、SBI ・全世界株式インデックスのシャープレシオ2.91もかなり優れています。
シャープレシオで評価する期間は3年が適切といわれているので1年で判断するのは時期尚早なので参考程度に考えてください。

騰落率、シャープレシオ

ひふみワールド+SBI ・全世界株式インデックス
1週間-0.99%-1.49%
1ヶ月+1.30%+1.23%
3ヶ月+6.58%+3.64%
6ヶ月+8.88%+10.86%
1年+34.83%+34.38%
シャープレシオ1年3.272.91

信託報酬

信託報酬の違いが大きいです。
ひふみワールド+は1.628%、SBI 全世界株式インデックスは0.1102%でこの差は大きいです。
ひふみワールド+は、既に成熟した企業ではなく、これからの企業を発掘しています。
しかも、世界の企業を訪問し、市場の環境変化にも対応した運用を行っているためインデックスに比べ手数料が高くなるのは当然なことです。
投資する側としては、インデックスに比べ高い手数料を払った以上にワクワクして楽しめたり、高いリターンが得られるのであれば投資する価値はある。
まさに安定をとるならインデックス投資であり、ワクワクを楽しむならアクティブ投資といわれているが「ひふみワールド+」は投資効率が良いので普通のアクティブ投資と同じように考えない方が良いだろう。

ひふみワールド+SBI ・全世界株式インデックス
信託報酬(税込)/年1.628%0.1102%

まとめ

  • ひふみワールド+の特徴を説明しました。
  • ひふみワールド+、とSBI 全世界株式インデックス(雪だるま)のチャート、騰落率、シャープレシオ、信託報酬を比較しました。
  • 1年チャートで比較すると、2つのグラフが重なることが多く、変わらない。
  • シャープレシオは、ひふみワールド+が全世界株式インデックスを上回っている。
  • 信託報酬は、SBI 全世界株式インデックスの方が安く、この差は大きく感じた。
  • トータルで比較すると、1年間の比較では全世界株式インデックスの方がコスパ良いファンドである。
  • ただ、ひふみワールド+は、これから成長する「びっくり、ワクワク」する企業を発掘しているので、果実ができるのはこれからであり、今後のパフォーマンスが気になるところです。