S&P500は何倍のレバレッジが投資効率が良いか|2倍3倍の比較

S&P500の倍率お金

iDeCoや積立NISAで最も人気のあるS&P500インデックスに投資する場合、レバレッジをかけた方が投資効率が良いか?また、レバレッジをかけるとしたら2倍と3倍のどちらが投資効率が良いかまとめました。

S&P500の1倍と2倍・3倍の比較

日本で扱っている投資信託では、S&P500の3倍の値動きに対応した投資信託が無く比較できないので、米国ETFで比較します。

比較するETF

  • 1倍:VOO
  • 2倍:SSO
  • 3倍:SPXL

騰落率

長期投資に最適といわれているS&P500インデックスなので1倍でも10年の年平均リターンが16%を超えています。

1倍でも年単位でみると安定したリターンなので当然ですがレバレッジをかけて倍率を上げるとリターンは高くなります。

VOO(1倍)SSO(2倍)SPXL(3倍)
3年トータルリターン24.07%42.4%55.72%
5年トータルリターン17.48%29.44%38.18%

sp500-5年

出典:トウシル「S&P500とNASDAQ、2022年に投資するならどっち

リスクと投資効率(シャープレシオ)

MORNINGSRARの海外ETF情報で比較

VOOとSPXLは銘柄を検索することができましたが、SSOは掲載されてなく情報がありません。

リスクは振れ幅なので標準偏差で判断することにします、標準偏差が少ない方がリスクが低いということになります。

シャープレシオは、投資効率なので数値が高い方が投資効率が良いということになります。

VOOとSPXLで比較すると、SPXLの方がリターンは増えるがリスクが高くなり、投資効率からみるとVOOの方が優勢ということになります。

5年VOO(1倍)SSO(2倍)SPXL(3倍)
リスク(標準偏差)15.34%48.63%
シャープレシオ1.080.93

SBI 証券の投資信託で比較

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim S&P500と大和-iFeeレバレッジS&P500で標準偏差とシャープレシオを比較しました。

3年までのデータしかなかったので3年で比較します。

2倍のレバレッジをかけることで、リスクが高くなり投資効率も若干悪くなります。

S&P500はレバレッジの恩恵を受けることが難しいように感じます。

3年eMAXIS Slim S&P500レバレッジS&P500(2倍)該当なし(3倍)
リスク(標準偏差)18.3236.28
シャープレシオ1.151.00

投資信託の探求チャンネルで比較

YouToubeチャンネルの「投資信託の探求チャンネル」で紹介されている数値で比較します。

投資効率であるシャープレシオでみると、2倍レバレッジのSSOが最も高く投資効率が良いのが分かります。

VOO(1倍)SSO(2倍)SPXL(3倍)
リスク16.9%%33.7%50.3%
シャープレシオ0.7880.790.705

チャートによる比較

5年間のVOOとSSO・SPXLのチャートで比較します。

VOOとSSOで比較すると、リターン差からみて2倍のレベレッジの効果があるように感じます、その分リスクが高くなるのを危惧しなくてはいけないが、それを上回るリターンの魅力があります。

SSOとSPXLで比較すると、2倍から3倍にしたリターンよりも下落時のリスクの方が気になります。

チャートからみると、レバレッジをかけるなら2倍が最適だと考えました。


S&P500の倍率

出典:Bloomberg「SSO:US

まとめ

  • S&P500に2倍・3倍のレバレッジをかけたETFでリターン、リスク、投資効率を比較した。
  • レバレッジをかけるなら2倍が最適であり、S&P500はレバレッジを効かせても投資効率が高くならないので長期投資であればレバレレッジ無しが良いと考えます。