感覚検査の方法、一般人向けに紹介します。

感覚検査医療

こんにちは

医療・介護・福祉の現場で行っている検査の1つ「感覚検査」について紹介します。

運動は感覚からの情報を脳に集めて、身体の各部分を動かしています。

感覚に異常がでると動きにも異常がでます。

他人の感覚を正確に把握することは難しいですが、できるだけ正確に検査することが大切です。

 

スポンサーリンク

目的

感覚検査は、どこに異常があるか各検査を行い検討します。

その目的は

1.頭、体、手足の左右を比較することで異常を発見する。

2.感覚検査を行い、数値化することで治療効果の判定ができる。

スポンサーリンク

感覚の分類

表在感覚

これは皮膚の感覚であり、触覚、痛覚、温度覚があります。

深部感覚

これは、骨・筋肉・関節の感覚であり、関節覚、振動覚があります。

スポンサーリンク

感覚検査をする前の注意事項

感覚検査は、患者の返事により判定するため検査内容をよく説明して答え方を理解していただくことが大切です。

また、「分かりますか?わかりましたね?」と返事を誘導することは避ける。

できるだけ、服の上でなく素肌の上から検査しましょう。

スポンサーリンク

感覚検査

表在感覚

表在感覚は、触覚・痛覚・温度覚と検査を行います。

触覚

患者を閉眼させて、柔らかな毛筆、脱脂綿やティッシュなどを用いて皮膚に軽く触れる。

左右対称的に行う。例)右手→左手、右大腿→左大腿

部位の順序は、顔→首→上肢→体幹→下肢の順に進める。

触れたらすぐに「はい」と答えさせる。

判定:鈍麻、脱失、過敏がある。また、程度も10段階で答えさせる。

例)右手の触覚鈍麻(左手に比べ4/10)

痛覚

患者を閉眼させて、ピンまたは針で皮膚を軽く刺激する。

左右対称的に行う。例)右手→左手、右大腿→左大腿

部位の順序は、顔→上肢→下肢の順に進める。

触れたらすぐに「はい」と答えさせる。

判定:鈍麻、脱失、過敏がある。また、程度も10段階で答えさせる。

例)右手の痛覚鈍麻(左手に比べ4/10)

温度覚

患者を閉眼させて、試験管に温水(40〜45度)と冷水(10度くらい)を入れた2本を用意する。

試験管を3秒ぐらい皮膚に接触させて「温かい」「冷たい」を答えさせる。

部位の順序は、顔→上肢→下肢の順に進める。

判定:鈍麻、脱失、過敏がある。

例)右手の温度覚鈍麻

感覚検査

深部感覚

深部感覚には、関節覚(位置覚、運動覚)、振動覚があります。

関節覚

関節覚には位置覚と運動覚があります。

位置覚

患者を閉眼させ、手足のどちらか一方の関節を検査者が他動に動かし、その位置を言わせる

例)右肘が軽く曲がっています。足の親指が下に向いています。

または、反対の手足でまねさせる。

判定;数回検査を行い何回正しかったかを記入する。

例)3(正しい回数)/5(検査を行なった回数)

運動覚

患者を閉眼させ、検査者が患者の手足の一部を他動的に動かして、動かした方向を言わせる。

例)足の親指を曲げたり、伸ばしたりして、上あるいは下と動いた方向を言わせる。

判定;数回検査を行い何回正しかったかを記入する。

例)3(正しい回数)/5(検査を行なった回数)

振動覚

検査者はC音叉を振動させて、患者の鎖骨、胸骨、脊椎棘突起、上前腸骨棘、膝蓋骨、脛骨外果など骨の上に接触させる。

振動を感じるかどうか聞き、振動が止まったときに「はい」と答えさせる。

判定:患者が振動が止まったと「はい」と答えたときに、検査者が振動を明らかに感じていたら鈍麻となる。振動を全く感じれない時は脱失。振動が検査者が止まっているのを確認できているのに止まったと言わなかったときは過敏となる。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

医療
スポンサーリンク
takayu05.comをフォローする
takayu05.com

コメント