反射検査の方法、一般人向けに紹介します。

反射検査医療

こんにちは

医療・介護・福祉の現場で行っている検査の1つ「反射検査」について紹介します。

反射とは、意思(脳)とは無関係におこる外部刺激からの応答(反応)です。

それぞれの反射の中枢(中心)は脊髄レベルで違うため、反射検査によりどこの脊髄レベルに異常があるか推測することができる。

また、反射検査には病的反射と呼ばれる反射があります。

病的反射は脳卒中の麻痺があるかどうか判定する反射検査です。

 

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目的

反射検査は、どこに異常があるか各検査を行い検討します。

その目的は

1.反射検査を行うことで、どこの脊髄レベルに異常がおきているか発見する。

2.病的反射を行うことで、脳卒中による麻痺があるか発見する。

 

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反射の種類

一般的に言われている反射は「腱反射」と呼ぼれる反射検査です。

他に、脳卒中を疑ったときに麻痺があるかどうか判定するときに行う「病的反射」もあります。

腱反射

外部刺激を受ける場所は、筋や腱

脊髄や抹消神経の異常を調べる

病的反射

外部刺激を受ける場所は、皮膚や筋・腱

脳卒中の運動麻痺があるか調べる

表在反射

外部刺激を受ける場所は、皮膚粘膜

 

※表在反射については、他の反射検査に比べて行うことが少ない検査なので説明を割愛します。

 

腱反射を行う際のポイント

患者をリラックスさせて力を抜いた状態で行う。

打腱器

試験する筋に適当な伸張(伸ばす)を加える。

ハンマーはゆるく握る。手首の力を抜いて速やかに手首をかえすように打つ。

ハンマーの握り方は、ハンマーを母指と示指の間でもち手首のみを使う。

腱反射は、左右対称的に行い比較する。

 

腱反射の脊髄レベル、腱反射の方法

深部反射中枢(脊髄)方法
上腕二頭筋反射頸髄5.6検査者の母指を上腕二頭筋腱の上において、自分の母指上を打つ、収縮し肘が曲がる
上腕三頭筋反射頸髄6.7.8肘のすぐ上の上腕三頭筋腱を直接打つ、収縮し肘が伸びる
腕橈骨筋反射頸髄5.6橈骨の手首側を打つと、肘が曲がる
回内筋反射頸髄6〜胸髄1橈骨の手首の内側(手のひら)を打つと、前腕が回内する
胸筋反射頸髄5〜胸髄1検査者の母指を大胸筋腱の上において、その上を打つ、上肢が内転と内旋する
腹筋反射胸髄6〜12検査者の指を腹筋の上において、その上を打つ、へそが叩いた方に動く(正常反射であるが、あまり動かないのが普通)
膝蓋腱反射腰髄2.3.4膝蓋の下で大腿四頭筋腱の上を打つ、収縮し膝が伸展する
アキレス腱反射腰髄5〜仙髄2アキレス腱を打つと、収縮し足底へ動く
下肢内転筋反射腰髄3.4検査者の指を内転筋腱の上において、その上を打つ、収縮し大腿が内転する
膝屈筋反射腰髄4〜仙髄2検査者の指を膝の屈筋腱の上において、その上を打つ、収縮し膝が曲がる

 

腱反射の判定と記録方法

腱反射の判定と記録方法は↓の通りです。

反応判定記録法
全く反応がない消失(➖)
軽度の反応あり軽度減弱±
正常の反応正常(+)
やや亢進した反応やや亢進(2+)
亢進した反応亢進(3+)
著明に亢進した反応著明な亢進(4+)

※やや亢進から著明な亢進の記録は、実際には+に縦棒を加えて表記します。しかし、そのような記号がなかったので(2+)のようにしました。

 

病的反射

正常では認められないもので、反応がでれば脳卒中などの運動麻痺が疑われる。

代表的な反射が「ホフマン反射」「バビンスキー反射」です。

他にも病的反射はありますが、専門的になり過ぎるので割愛します。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。