大人のためのFP教室のにぐ先生が「全世界株式が上昇を続ける仕組みをわかりやすく解説」しています。株式市場に疑問を抱いている人は、必見です。
「大人のためのFP教室 」にぐ先生
プロフィール
1985年岐阜県生まれ 、岡三証券→ 野村證券→ IFA→ 独立して何も売らないファイナンシャルプランナーへ
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「お金のことをしっかり考えたい!」「保険ってどうしたらいいの?」「教育資金や老後資金ってどうやって作るのが良いの?」「資産運用ってどうしたら…?」「NISAとかiDeCoって、言葉しか聞いたことない!」「投資信託って何…?」 そんな方へ
何も売らないファイナンシャルプランナーが包み隠すことなくアドバイスを行います!
金融機関が触れてほしく無いところにもズバッと切り込みます。
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全世界株式は上がり続ける
これまでの全世界株式の推移
ジェレミー・シーゲルが示した実質トータルリターン指数のグラフは200年を表しています。
株式は200年で約60倍になっています。
つまり、200年前に株式を100円買っていたら、6,000万円になっていたことになります。
年率で計算すると約6.9%
出典:「大人のためのFP教室」教えて、にぐ先生
次に、2021年2月末時点、全世界株式の過去15年チャートをみると
リーマンショックやコロナショックがあっても、様々なショックを乗り越えて最高値を更新しています。
過去30年間のリターンは、年率7.3%
過去10年間のリターンは、年率12%
過去の実績から最近のリターンをみると、ちょっと上りすぎているかも?
どこかで下がる局面があるかもしれませんが、、あっても不安にならず長期で運用しましょう。
長期運用の実績が年率7%〜12%のリターンを証明しています。
出典:「大人のためのFP教室」教えて、にぐ先生
世界の通貨供給量の推移=お金の量
世界に供給されているお金の量が、、
1990年23兆ドルから2016年には90兆ドルになっています。
26年間でお金の量がおよそ4倍になっています。
出典:「大人のためのFP教室」教えて、にぐ先生
増え続ける「世界人口」
これまでの「人口」推移をみると、世界人口は増え続けています。
出典:「大人のためのFP教室」教えて、にぐ先生
世界の「お金の量」と「人口」の関係
世界のお金の量が増えないで人口が増えると、1人が使えるお金の割合が減ることになる。
1人が使えるお金の量が減ると、物が売れなくデフレとなり、不景気になってしまう。
一般的に不景気は人間の暮らしを不幸にします。
そのため、政府は好景気にして国民の生活を豊にしようと努めます。
好景気とは「緩やかなインフレ(前年比2%程度)」が良いとされ、2%程度のインフレにすることを目標にします。
世界の諸国は2%程度のインフレを目標にして、人口が増えても1人当たりの使えるお金の割合が減ることがないように各国の中央銀行は市場にお金を供給しています。
つまり、「人口」が増えるのであれば「お金」の量も増え続けなければという関係があるのです。
株式市場にお金が増える仕組み
人口が増えると、1人当たりの使えるお金の割合が減らないように中央銀行はお金を供給します。
1人当たりの使えるお金「消費量」が同じのまま「人口」が増えていくと、世界の「消費総量」が増え続けます。
個人の消費したお金は、どこかの企業の収益になっています。
人口が増えていくと、世界の「消費総量」も増え続け、それは世界の企業の「収益」が増え続けることになります。
これからの人口の推移
国連予測では、少なくてもあと40年は世界人口は増え続けると予測されています。
出典:「大人のためのFP教室」教えて、にぐ先生
ということは、
人口増加により一人当たりの使えるお金の割合が減ることがないように、中央銀行はお金を市場に供給して2%のインフレになるように努めます。
1人当たりの使えるお金が同じでも、人口増により「消費総量」は増え続けます。
個人の消費は、企業の収益となる関係から
増え続ける「消費総量」は、企業「収益」が増え続けることとなり、少なくてもあと40年は世界株式が上がり続けることになるのです。