2022年のS&P500とNASDAQ100の動向、2択で選ぶ

アメリカお金

2021年12月になり、アナリストが2022年の米国株式市場の展望を報告している。世界の市場に大きな影響力のある米国市場は、2022年にどのような展開になるのだろうか?幾つかのレポートをまとめました。

2022年は金融相場から業績相場へ、NASDAQ100が優位

2020年はコロナ危機で様々なセクターが苦戦している中でもNASDAQ100は業績堅調を維持している。

特にGAFAM(アルファベット、アップル、フェイスブック(メタ)、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト)、テスラ、エヌビディアなど主力IT大型株は、2021年に最高益を更新している。

2022年もハイテクの需要拡大が続くとみられ、5G(高速通信規格)普及をテコにしたIoT、DX、AI、EV、メタバース(仮想現実)の進展とその相乗効果でNASDAQ100の利益見通しはS&P500よりも高いと予想でき、業績相場に乗るNASDAQ100のリターンがS&P500を上回る中期トレンドが続くと考えています。

業績相場

出典:トウシル「S&P500とNASDAQ、2022年に投資するならどっち」

 

過去10年の「米国株価指数と日経平均株価の年平均リターン」

NASDAQ100は、毎年12月に銘柄の入れ替えが実施され新陳代謝により、過去10のパフォーマンスではS&P500を凌駕してきました。

過去の実績からも2022年の主役はNASDAQ100になることが予想できます。

また、NASDAQ100と日経平均株価指数と比較しても年率平均トータルリターン(配当込みの年率平均総収益率)はNASDAQ100が優勢なのが分かります。年平均リターン出典:トウシル「S&P500とNASDAQ、2022年に投資するならどっち」

NASDAQ100の投資方法は、定額積立が最適

NASDAQ100は約30年にわたる長期市場実績で約80倍に成長してきました。今後もリスク(振れ幅が大きい)が市場平均より大きくなる局面はあると予想されますが、長期では高いリターンが期待できるグロース株(成長株)の特徴を象徴しています。

投資方法は、株価の変動を活かした「ドルコスト平均法」により高いリターンを得るため、定額積立が最適と考えます。

30年NASDAQ100出典:トウシル「S&P500とNASDAQ、2022年に投資するならどっち」

ナティクシスの2022年の展望、NASDAQ100とS&P500への投資

ナティクシス・インベストメント・マネージャーズ・ソリューションズのポートフォリオ・マネジャー兼リード・ポートフォリオ・ストラテジストであるジャック・ジャナスウィックス氏とポートフォリオ・ストラテジストのギャレット・メルソン氏が共同で12月3日に発表した「2022年の展望」では、、

「2022年は不確実性と変化に満ちながらも、経済は堅調な成長を続ける」というのが基本路線だ。「(新型コロナウイルスのオミクロン変異種など)増大し続ける“心配の壁”を越えるほど、市場は上伸する可能性が高い」とみている。「(米国株式の上昇率は)典型的な5~7%成長の年ではない」とし、「2桁の上伸が期待されると結論している。

その根拠は、企業業績の堅調な伸びと、米国の消費支出も堅調な状態が続くと予想できることである。

2022年の投資戦略として、米国株を優先し、テクニカルセクターとシクリカルセクターにバーベル型に投資することです。

テクノロジー株は引き続き健全な消費に支えられ、半導体などのシクリカル株は設備投資サイクルの台頭から恩恵を受ける見通しです。産業、素材、金融、エネルギーなどの広範なシクリカルセクターは、名目成長率が好調に推移する見通しであることから、引き続き予想を上回る業績を発表すると思われます」と報告している。

NASDAQ100とS&P500にバーベル型に投資することが最適と考えます。