厚生労働省「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」では、「1日60分、元気に体を動かすこと」を奨励しています。ふだんから元気に体を動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、ロコモ、うつ、認知症などのリスクが下がります。1日60分は連続した時間でなくても大丈夫です、まずは散歩、さらに効果を求めるのなら「早歩き」を始めましょう。
散歩の効果
太陽光を浴びる効果
太陽光を浴びることで、ビタミンDは日光により活性化されるビタミンで、丈夫 な骨や歯を作るのに欠かせない栄養素です。
朝、起きて日に当たることは、人間の体内時計をリ セットし、生活のリズムを整える効果もあります。
また、太陽光を浴びると「セロトニン」という物質が体内で分泌されます。
セロトニンには、感情を整えて、心を安定させる働きが あり、他にも体内時計をリセットすることができます。
ロコモ予防
散歩は身体に優しい運動なので筋力を鍛える効果は少ないですが、筋力を維持する効果はあります。
また、低負荷の有酸素運動は免疫力をアップする効果があります。
ーーーー 関連記事 ーーーーーーーー


脳が活性化し、認知症予防
散歩中に、いろんな風景を見る視覚的効果、家の中では感じない鳥の声、風の音を聞く聴覚効果など五感が刺激されることは脳が活性化します。
ただ散歩するより、五感を過敏にして歩く方が脳が活性化します。
有酸素運動が認知症予防に効果があることは、医学的にもいわれています。
ーーーー 関連記事 ーーーーーーーーー

ダイエット効果がある
散歩を組み入れることで、1日の活動量が増えダイエット効果が期待できます。
食事療法と同時に行うと、さらに効果的です。
ーーーー 関連記事 ーーーーーーーーー


さらに効果を高める「早歩きの効果」
11月2日にNHK「あさイチ」で放送されました。
「早歩きの効果」を紹介します。
効果
- 持久力up↑
- 血圧down↓
- 血糖値down↓
- コレステロール値down↓
- 中性脂肪値down↓
早歩きの仕方
出典:NHKあさイチ
毎日コツコツパターン
3分の早歩きを1日3回を歩きの途中に入れ、6日行う。合計54分/週
週末まとめてパターン
3分早歩き→3分ふつう歩きの繰り返しを土曜日50分、日曜日60分行う。
注意点
- 体調や天候が悪いときは中止にして、無理せずマイペース
- 適度な水分補給を