コロナが招く「分断景気」インフレとデフレ懸念

世界番外編

新型コロナウイルスの混乱は景気の「デカップリング(分断)」を引き起こしている。半導体や自動車など製造業が急回復している一方、旅行や外食などサービス業は冷え込みから抜け出せない。金融緩和が招く株高は実体経済との乖離(かいり)している。インフレとデフレの懸念が混在する状況は政策を難しくしている。

 

スポンサーリンク

自動車の製造業の回復

自動車は中国の高級車が伸びている。メルセデス・ベンツ、BMW、アウディの20年の販売台数は過去最高で「21年についても楽観的」。20年春にコロナの感染拡大で生産が急減し、秋以降は先送りされた需要を埋めようと各社が供給を急激に増やす。車

 

 

スポンサーリンク

サービス業の衰弱

米国では12月の百貨店の小売売上高が前年同月比21%の大幅減になった。全米レストラン協会によると20年には米国内の11万店以上の飲食店が閉店か長期休業に追い込まれた。

レストラン

実体経済と金融市場の乖離も際立ってきた。欧州の実質域内(国内)総生産(GDP)は20年10~12月にマイナス成長に陥り、日本も1~3月にマイナスに沈むとの見方が多い。

岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは「景気が悪ければ悪いほど景気対策への期待感で株価が上がる構図だ」と説明している。各国政府の対策は世界で1300兆円規模まで達している。

今回のコロナ危機で最も影響を受けているのは飲食や観光などで働く若年層を中心とするパートなどの非正規労働者である。

このような労働者を支えるためには大胆な経済対策が不可欠であるが、大規模な財政支出と中央銀行の巨額の資金供給は金融市場の過熱を招いている。

非正規労働者などと株高で潤う富裕層と低所得労働者の格差が広がっている。

スポンサーリンク

コロナ後の経済に期待

現在、世界中でワクチン対策が開始されている。日本でも3月になり医療従事者からワクチン接種が行なっている。

今後、オリンピックに向けて集団免疫の基準となる国民の70%がワクチン接種することができるかがオリンピックを開催する一つの基準であることが予想される。

ワクチンの有効性が高いことから集団免疫が達成されればコロナ前の状況に回復することも十分期待できる。

 

番外編
スポンサーリンク
takayu05.comをフォローする
takayu05.com

コメント