世界の感染状況、ワクチン接種(割合)と感染者数(推移)の関係

世界の感染者医療

NHKの特設サイト「新型コロナウイルス」で世界の感染状況、「国や地域ごとの感染者数の推移」で日本、アメリカ、イタリア、中国などをチェックすると感染者が激減している国、未だに増えている国の明暗がはっきりしている。ワクチン接種した人の割合と感染者数の推移で分析した。

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世界の感染状況

COVID-19の感染者数は、70カ国で依然として増加している。これまでに少なくとも185,898,000人の感染が報告され、4,179,000人の死亡が確認されている。

世界で直近に報告された100人の感染者のうち、39人以上がアジア・中東の国々から報告されている。

この地域では現在、約6日ごとに100万件の新たな感染者が報告されており、パンデミックが始まって以降の感染者数は57,263,000人以上になっている。

 

感染者数

出典:REUTERS「COVID-19」

 

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ワクチン 少なくとも1回接種した人の割合

ワクチン接種と感染者数の関係を世界で比較するのに、人口の違いを考慮して接種回数やワクチン接種者数ではなく、接種した人の割合を選択した。

接種した人の割合とは、少なくとも1回接種した人の人口に占める割合です。

世界の感染者数

出典:NHK特設サイト「新型コロナウイルス」

 

 

感染者数が激減している国

カナダ

カナダ出典:NHK特設サイト「新型コロナウイルス」

 

イタリア

イタリア

出典:NHK特設サイト「新型コロナウイルス」

 

アメリカ

アメリカ

出典:NHK特設サイト「新型コロナウイルス」

 

トルコ

トルコ

出典:NHK特設サイト「新型コロナウイルス」

 

 

 

感染者が未だに増えている国

ブラジル

ブラジル

出典:NHK特設サイト「新型コロナウイルス」

 

韓国

韓国出典:NHK特設サイト「新型コロナウイルス」

 

日本

日本

出典:NHK特設サイト「新型コロナウイルス」

 

メキシコ

メキシコ

出典:NHK特設サイト「新型コロナウイルス」

 

 

感染者数増減のボーダーは、ワクチン接種した人の割合44%以上

ワクチン接種した人の割合と感染者数には明らかな関係がありそうだ。

当たり前のことだが、ワクチン接種した人の割合が高い国が感染者数が減っている。

上位の国から感染者推移をチェックしていくと、あるボーダーライン(境)で増減が変わっている数値(%)がある。

中国は情報をコントロールしている可能性があるので無視すると、そのボーダーラインはトルコの44%である。

 

集団免疫の理想は70%以上

人口のどれくらいが免疫を持てば感染が広がりにくくなる「集団免疫」と呼ばれる状態になるのかについて、アメリカ政府の新型コロナウイルス対策チームのファウチ博士は、有力紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで「正確には分からないが、70%から90%の間だと思う」と述べ、人口の7割以上が免疫を持つ必要があるという見方を示しました。

 

日本もワクチン接種した人の割合が44%を越えればの期待

日本はワクチン接種が遅れたわりには感染者数を抑え込んできた。

国民の感染対策や衛生管理が外国に比べ優れているからである。

日本はワクチン接種した人の割合が28%と44%のボーダーラインに隔たりがある。

44%を超えてくれば、集団免疫の理想値である70%に届いてなくても感染者数を抑え込むことができると期待している。

 

ワクチン接種だけでなく、感染対策も必要

イギリスの感染者推移をみると、感染者数の押さえ込みにはワクチン接種だけでなく、感染対策も継続して続けることが重要と言える。

イギリスは、ワクチン接種した人の割合が67%を超えている。

集団免疫の理想値である70%に近い状態までワクチン接種が進んでいるのに感染者数が増えているのは、感染者数が激減してから「マスクなし、集団で密な状態でお酒を飲んで騒ぐ」など感染対策をやめてしまったことが原因と考えられる。

イギリス出典:NHK特設サイト「新型コロナウイルス」