YouTube「投資信託の探求チャンネル」でiFreeレバレッジS&P500とレバレッジNASDAQ100に「モンテカルロ・シミュレーション」で未来のリターンを確率で予測する動画がありました。未来の予測は過去の実績を元に人間が相場を予想する根拠としては弱いものであったが、数学的技法という根拠のある未来予測は斬新的である。
統計方法「モンテカルロ・シミュレーション」
モンテカルロ・シミュレーションは、乱数サンプリングを繰り返し実行することによって、ある不確実な事象について起こりうる結果を推定するために使用される、数学的技法である。
これにより結果がある範囲に発生する可能性を算定できます。
モンテカルロ・シミュレーションは、株価、販売予測、プロジェクト管理、価格設定など、多くの現実的なシナリオにおけるリスクの影響の評価に使用されています。
iFreeレバレッジS&P500、NASDAQ100に投資する
毎月3万円で10年積立投資すると、元本360万円が?
25%以上の確率 | 50%以上の確率 | 75%の確率 | 元本割れ確率 | |
レバレッジ S&P500 | 1,799万円 | 1,091万円 | 665万円 | 5.89% |
レバレッジNASDAQ100 | 1,752万円 | 917万円 | 497万円 | 14.02% |
過去のデータからモンテカルロ・シミュレーションすると
過去のデータをモンテカルロ法で計算した確率なので、根拠ある検証ではあるが未来は不確定な要素で溢れています。
例えば、通貨の影響があります、現在の円は国際的に最も安定した通貨とした認識されていますが、日本の経済が復活することなく停滞していると円の通貨の信用も落ちる可能性があります。
また、大震災やコロナショックのような予測できない事態をどれだけモンテカルロ・シミュレーションで織り込んでいるのか分かりません。
ただ、漠然と積立投資するよりは目標になり、暴落時に狼狽売りすることなく積立を継続できるきっかけになると思います。
- レバレッジS&P500は25%の確率で元本360万円⇨1,799万円になる
- レバレッジNASDAQ100は25%の確率で元本360万円⇨1,752万円になる
それぞれに毎月3万円を10年積立投資すると、25%以上の確率で
積み立てた総額720万円が、3,551万円になります。
つまり、+2,831万円
私は25%以上の確率が現実になることを、かなり期待しています。
それぞれに毎月3万円を10年積立投資すると、50%以上の確率で
積み立てた総額720万円が、2,008万円になります。
つまり、+1,288万円
50%以上の確率で老後2,000万円問題を解決します。
まとめ
- iFreeレバレッジS&P500とレバレッジNASDAQ100に毎月3万円10年間積立投資した結果を「モンテカルロ・シミュレーション」により計算すると、25%以上の確率で元本720万円が3,551万円になった。
- iFreeレバレッジS&P500とレバレッジNASDAQ100に毎月3万円10年間積立投資した結果を「モンテカルロ・シミュレーション」により計算すると、50%以上の確率で元本720万円が2,008万円になった。
- レバレッジS&P500の方がレバレッジNASDAQ100より元本割れ確率が少なく、各確率においてリターンが優れていた(驚き!)
- ツミレバ投資の代表格はレバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)であるが、実はレバレッジS&P500の方がツミレバ向きかも?人間が予測するのと数学的に予測した結果にズレがあった。
- 老後に経済的な不安を抱えている人は、iFreeレバレッジ投資することで50%以上の確率で老後2,000万円問題は解決するので数%の元本割れリスクを覚悟して投資しましょう、もし、元本割れするような僅かな確率が現実となった時は、労働でがんばりましょう。