がんの告知はするべきか?今は告知率94%、満足率80%の時代です。

がんの告知の患者医療

こんにちは、私は病院で働いています。

2人に1人は「がん」になる時代なのは、すでに知っていることだと思います。

人間は永遠には生きれないですから、また、もし永遠に生きれるとしたら

1日1日を大切に生きていないのではないですか?

寿命が伸びれば、医療が発達すればすぐには死ねないです。

「がん」は、まだ医療が完全に克服できていない病気です。

「がん」も治る病気になれば寿命は100歳を超えていくといわれています。

それは、それで超高齢者と毎日関わっていますから分かりますが、大変なことになります。

本気で早く楽に死にたいと願っている人が少なくないからです。

 

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「がん」の告知について

 

私は、がんのセラピストとして患者さまと関わっています。

また、がんのリハビリテーション研修会にも受講しています。

そこで、今日はこの話題について、持論を展開したいと思います。

参考になれば嬉しいです。

 

がんになる割合と死亡率について

がんに罹患する確率は、男性62%(2人に1人以上)、女性47%(2人に1人)となっています。

がんで死亡する確率は男性25%(4人に1人)、女性15%(7人に1人)の割合。

 

死亡率は、年々低下しています。がんの講習会に参加すると、講師である医師から

あと20年もすれば「がん」で死亡する人はいなくなると聴きます。

 

さて、「がん」は男女2人に1人は罹患(かかる)病気です。他人事では済ませない割合ですね。

このぐらいの割合であれば、誰もが罹患するのだからと受け入れ易いと思ういますか?

 

「がん」と告知されてびっくりして何で自分が? と落ち込むことはないと

頭では理解できますが、実際はどう簡単ではありません。

生きているということは、1人だけの問題でなく、立場や責任、自分のやりたいことの途中

など状況やタイミングで「ショックを受け、落ち込み、受け入れられない」ものです。

普段から40歳を過ぎたら「もし、がんになったら?」とたまに考えることも必要です。

 

がんの告知について

 厚生労働省の全国調査によると、1990年の告知率15%ほどであったのが、

2016年に国立がんセンターで行った調査では告知率94%に達しています。

この調査結果から見て分かるように、告知はするべきか?

という議論も愚問になっているように感じます。これは、データーを見つけることが

できませんでしたが、告知された人は80%以上が良かったと感じているといわれています。

今は、「がん」告知率94%そして、満足率80%以上であることを知って欲しい。

告知するメリット

  • 自分の身体のことを正確に把握できる。(患者側)
  • もし、死亡率が高い「がん」に罹患したとしても、残された時間を有効に使える。(患者側)
  • 本当のことを伝えられる、治療のゴール設定を決めることができる(医療側)
  • 本当のことと→伝えられない。嘘→言えない。で接し方が難しい(医療側)

告知するデメリット(患者側)

  • 精神的に落ち込む(患者側)

 

もう、身近な人が「がん」になったら告知について迷わないでください。

「がん」の告知が終わりでなく、そこからが始まりです。

その時の接し方、関わり方です。

罹患した本人は、個人差はありますが 障害の受容のステージ

に入ります。これについては、別の記事に書きますので、是非読んでください。

 

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「がん」と「癌」の違いについて

「がん」と「癌」の字を医療分野では、使い分けています。

がんと癌の違いについて

「がん」はがんの全般のことを意味します。

「癌」は臓器の表面を覆う上皮の細胞から発生する悪性腫瘍を意味します。

 

ということで、よく分からなければ「癌」と使うより「がん」と使っていた方が間違いがないということです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

医療
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