変わるコンビニ弁当、美味しいだけじゃダメ、こっそり減塩

ファミリーマート健康

全国に16,646店舗を展開しているFamily Martのコンビニであるが、お客様の健康・食を担う責任やお客様の意識調査から塩分を控えるため、弁当を中心とした食品に「こっそり減塩」を取り組んでいる。

広告

伸び続ける中食市場

中食とは

「中食(なかしょく)」とは、外食と内食の中間にあり、惣菜や弁当などを買って帰り、家で食べること、あるいはその食品のことをいいます。

 

「外食(がいしょく)」とは、食堂やレストラン等へ出かけて食事をすることをいいます。

「内食(ないしょく、うちしょく)」とは、外食の対語で、家で素材から調理したものを食べることをいいます。
1985年金額と比較すると、中食市場は7.8倍に伸びている。

外食市場の割合がほぼ横ばいで推移しているが、内食市場は10%ほど下降トレンドである。

 

ファミリマート

出典:Family Mart「減塩への取り組み」

 

1985年に比べ、夫婦共働き率が増えたことやコンビニエンスストアの店舗が増えたことが要因と推測する。

昭和55年以降,夫婦共働き世帯は年々増加し,平成9年以降は共働き世帯数が男性雇用者と無業の妻から成る世帯数を上回っている。

 

共働き

出典:内閣府「男女共同参画局」

 

 

広告

進む食の外部化、そこに要求される健康食への取り組み

進む食の外部化

社会環境の変化や中食市場の増加により、内食と中・外食の割合がほぼ50%になっている。

つまり、2回に1回は中・外食を利用していることになり、その分身体への影響も高くなる。

 

Family Mart

出典:Family Mart「減塩への取り組み」

 

健康食へ変わる意識

当然のことだが、利用者の要求は「美味しければ、それだけで良い」という意識から「健康な食事で、美味しい」に変わっている。

 

Family Mart出典:Family Mart「減塩への取り組み」

 

食品表示法の改正も健康食への意識向上のきっかけに

2015年4月1日より食品表示法が改正し、カロリーや糖質、タンパク質、塩分などの表示が分かりやすくなった。

例えば、1日の塩分摂取が7gまでと言われていても、一般の人が料理を見て塩分を計算することはできなかったが、食品表示法の改正で1食の塩分量を分かりやすく表示されたことで、1日の塩分量を足し算で管理できるようになった。

そのような理由で、中食への要求も「美味しい」から「健康食で美味しい」に変わったきっかけになったと思われる。

 

Family Mart

出典:Family Mart「減塩への取り組み」

 

スマートミール弁当の開発

スマートミールとは

健康づくりに役立つ栄養バランスのとれた食事のこと。
つまり一食の中で,主食・主菜・副菜が揃い,野菜がたっぷり食塩のとり過ぎにも配慮した食事のことです。

 

スマートミールの審査・認証は,以下の学会等で構成される「健康な食事・食環境」コンソーシアムが行っています。

コンソーシアム参加団体 
日本栄養改善学会 日本給食経営管理学会 日本高血圧学会 日本糖尿病学会
日本肥満学会 日本公衆衛生学会 健康経営研究会 日本健康教育学会
日本腎臓学会 日本動脈硬化学会 日本補綴歯科学会 日本産業衛生学会 日本がん予防学会

 

スマートミール弁当の購買客層

通常弁当に比べ、特に60代以上のお客がスマートミール弁当を購入していることが分かる。

スマート弁当を購入している客層の割合から見ると、病気への懸念が高まる50代から多くなっている。

 

Family Mart

出典:Family Mart「減塩への取り組み」