eMAXIS Neoバーチャルリアリティは、米国のAI企業「Kenshoテクノロジーズ」の開発したAIが銘柄選定したインデックスファンドである。SBIの1ヶ月騰落率ランキング1位を獲得、その魅力を解説する。
バーチャルリアリティの驚異のパフォーマンス
SBI証券の騰落率ランキング1位を獲得(前月比)
SBI証券の騰落率上位ランキング、前月比(更新日2021/1/15)で1位を獲得しました。
驚異のパフォーマンスは、前月比だけでなく前年比96.35%にも現れています。
出典:SBI証券
チャートは美しい右肩上がり
バーチャルリアリティのチャートを、全期間、1年、半年、3ヶ月を見てください。
どの期間においても美しい右肩上がりを形成しています。
特に、2020年11月頃から傾斜角度がアップしています。
全期間(19/1-21/1)
1年(20/1-21/1)
半年(20/6-21/1)
3ヶ月(20/11-21/1)
出典:SBI証券
バーチャルリアリティとは
バーチャルリアリティは、三菱UFJ国際投信-eMAXIS Neoシリーズの1分野のインデックスファンドであり、他にも第4次産業革命の原動力となる8テーマがある。
バーチャルリアリティ(VR)はバーチャル空間でユーザーの体験をシミュレートする技術です。
2016年「VR元年」とも言われ、現在、家電量販店では複数種のVRヘッドセットが販売され、ゲームなどでVRを楽しむことできます。
その他にも、現実環境に新たなビジュアルや音声を加える拡張現実(AR)や、現実世界に投影した仮想物体に近づいたり、触れたりすることが可能な複合現実(MR)などもあり、用途に合わせたバーチャル空間の利用が広がっている。
臨場感あふれるビデオゲーム、ホログラフィックを利用した通信、仮想手術プラットフォームなど、多くの分野で今後の活用が期待されている。
出典:三菱UFJ国際投信
AIが銘柄選定するインデックスファンド
AIは、米国で多くの金融機関が導入している「Kenshoテクノロジーズ」を活用、このAIは優れてており多数の受賞歴がある。
運用は主にバーチャルリアリティ関連株式インデックスマザーファンドへの投資を通じて、 日本を含む世界各国のバーチャルリアリティ関連企業の株式等へ投資している。
出典:三菱UFJ国際投信
AIの解説動画
eMAXISNeoシリーズが銘柄選定に採用しているAIを解説した動画です。
興味ある方は、ご覧になってください。
バーチャルリアリティが続騰している理由(組入れ銘柄で分析)
最新の月報(2020年12月)を確認します。
- 上位の国では、米国が79%を占めています。
- 上位の業種では、半導体・半導体製造装置が27%を占めています。
- 上位の銘柄では、半導体・半導体製造装置が3/10を占めています。
半導体・半導体製造装置の業種が3銘柄あり、バーチャルリアリティというより半導体関連銘柄といっても過言ではない。
現在、半導体関連企業の株価が急騰していることがバーチャルリアリティの続騰の要因になっている。
出典:三菱UFJ国際投信
eMAXIS Neoシリーズのランキング
6ヶ月(計算基準日:2021年1月15日)リターンのランキングを紹介します。
1位:自動運転、2位:ナノテクノロジー、3位:バーチャルリアリティとなっていて、6ヶ月のリターンが90%を超える驚異のパフォーマンスです。
バーチャルリアリティは、半導体関連企業の株価が急騰しているのが要因であることが分かった。
私は、上位3つを所有しているので嬉しい結果であるが、気になるのが4位に付けている「ドローン」であり、ここ1〜2ヶ月の上がり方を見ると検討しなくてはならない。
次回は、ドローンを取り上げて私のポートフォリオに組入れするか考えることにする。
出典:三菱UFJ国際投信