こんにちは、
長引く梅雨と新型コロナウイルスの影響で活動減少している人が多いと思います。
活動低下により起きる現象は?
体力低下、筋力低下、筋肉量の低下、骨密度の低下、立位、歩行能力の低下など 認知機能の低下
と身体的問題と精神的問題が起きます。
だからと言って、雨の中を歩きなさいとか新型コロナウイルスを気にせず動きなさいと
提案していません。
家の中でも「できる運動を行いましょう」
- 椅子での立ち上がり
- 壁に手をついての踵上げ
↑は効果的な運動です。
特に糖尿病の人は、活動性が低下すると危険です。
糖尿病の人が活動性低下すると危険な理由は
筋肉量が低下すると
- 筋肉は活動によりエネルギー(カロリー)消費をする工場である。
- 筋肉は糖を使う工場でもあり、筋肉量が増えると糖の消費も増え血糖値上昇となる。
つまり、筋肉量が減ると血糖値も上昇し、太り易くなるということです。
糖尿病の治療の3本柱
栄養
栄養が大切なのは、糖尿病に限ったことではありません。
人間の体は良くできていて、体に必要なものに変えることができます。がしかし、材料がなければ
それも成り立ちません。
口から食事により、体の中に材料を入れないと体の維持(細胞)の維持ができないのです。
薬
糖尿病の人は、血糖値を正常に保つ機能が壊れています。
糖尿病の怖いのは、糖尿病の病気自体でなく、合併症です。
糖尿病の状態であっても、合併症がでていないときはあまり自覚症状がありません。
だからと言って、大丈夫ではありません。薬により血糖値をコントロールして
合併症を起こさないようにしましょう。
運動
糖尿病に対しての運動療法の効果
運動により消費カロリーを増やすこと。 有酸素運動が得意
筋肉量を増やして、糖を消費する工場を増やすこと 無酸素運動が得意
リハビリテーションを指導していると、有酸素運動と無酸素運動どちらをやった方が効果的?
という質問をいただきますが、答えは↑の説明の通り、どちらも行った方が良いです。
有酸素運動の効果と無酸素運動の効果が違うので、どちらも行った方が良いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。