突然のケガで骨折すると仕事や日常生活に支障がでます。いったいどのくらいで治るのか?どれだけ我慢すればいいのか?不安になる人が多いと思います。少しでも骨折したときの不安が解消できればと思い骨折が治るまでのプロセスと日数、簡単なリハビリテーションの説明をまとめました。
骨折の発生率と用語の説明
骨折の発生率
医師から説明される用語の違い「全治」と「完治」
骨折の治癒過程プロセス
骨折が治るまでのプロセスは、だいたい3段階の過程です。
第1段階:炎症期 骨折直後から2〜3週間
出典:骨折ネット( https://fracture-net.jp )
第2段階:修復期 骨折数日後〜数週間
出典:骨折ネット( https://fracture-net.jp )
第3段階:再形成期 数週間〜数か月
出典:骨折ネット( https://fracture-net.jp )
骨折が治るまでの日数
部位 | 仮骨出現 | 骨癒合まで | |
指骨 | 2〜3週 | 3〜6週 | |
中手骨 | 2〜3週 | 3〜6週 | |
中足骨 | 2〜3週 | 3〜6週 | |
橈・尺骨 | 骨幹部 | 3週 | 6〜8週 |
肘関節内 | 3週 | 5週 | |
手関節内 | 3週 | 6週 | |
上腕骨 | 下端部 | 2〜4週 | 6週 |
骨幹部 | 2〜4週 | 6週 | |
上端部 | 2〜4週 | 6週 | |
骨盤 | 4週 | 8週 | |
大腿骨 | 頸部 | 12週 | 24週 |
転子間部 | 4週 | 12週 | |
骨幹部 | 6週 | 12週 | |
顆上部 | 6週 | 12週 | |
膝蓋骨 | 6週 | 6週 | |
脛・腓骨 | 膝蓋骨内 | 6週 | 6週 |
骨幹部 | 4週 | 6週 | |
足関節内 | 6週 | 6週 | |
踵骨 | 6週 | 8週 |
リハビリテーション
骨折のリハビリテーションは、骨折した部位によってリハビリテーションの担当が変わったり、骨折が骨なのか関節かでやり方が変わります。
ここでは、おおまかに説明します。
ここでは、おおまかに説明します。
上肢の骨折
上肢の骨折は、リハビリテーションでは作業療法士(OT)が担当することが多いです。
リハビリテーションの進め方は、医師が検査結果をもとに判断し、セラピストに指示をだします。
リハビリテーションの進め方は、医師が検査結果をもとに判断し、セラピストに指示をだします。
下肢の骨折
下肢の骨折は、リハビリテーションでは理学療法士が担当します。
上肢の骨折と同じですが、リハビリの進め方は医師が検査結果をもとに判断します。
上肢の骨折と同じですが、リハビリの進め方は医師が検査結果をもとに判断します。
おわりに
- 突然のケガによる骨折で不安になった人のために骨折の治癒プロセス・治癒までかかる日数・おおまかなリハビリテーションをまとめました。
- 骨折後の進め方は、医師が検査結果を下に判断します。
- 骨折後の治癒にかかる時間は個人差もありますが、部位によって変わります。
- リハビリテーションは医師の指示通り行います、患部は術後動かす場合と安静にする場合があります、また、患部以外は積極的に動かしますが患部に外力刺激がないか確認することが大切です。