ビットコイン急落、通貨(仮想)としての有効性は?

ビットコインお金

ビットコイン(仮想通貨)が急落。急騰・急落のボラティリティー(変動性)が欠点、政府発行通貨の代替になるという主張の欠陥を露呈した。ウォール・ストリート・ジャーナルより

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ビットコインの騰落

米東部時間5月19日午前の取引で、ビットコインは24時間前から約20%急落した。

これによりビットコインのドル建て価格はしばらく見られなかったような低水準に後退したが、わずか2~3カ月前の水準に戻っただけである。

2年前に購入した人であれば、投資した資金はなお3倍余りに膨らんでいる。5年間にわたって保有していれば、含み益は6000%を超える。

 

 

ビットコイン急落

 

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仮想通貨の騰落率は、通貨というより投機的なリスク資産

仮想通貨のボラティリティー(変動性)は通貨としての役割として大きな欠点となる。

投機的なリスク資産であれば、変動性はある程度望まれるもので、ハイリターンはハイリスクを伴うことは当然である。

しかし、通貨の場合は明らかに違う。ビットコインの目先の価値を巡る不確実性の高さは、交換手段として頼るのを難しくする。

つまり、物やサービスに対して今日受け取った支払いを、翌週に他の物やサービスと交換しようにも、あなたが思っていた水準からかけ離れてしまって交換できないかもしれないという懸念が予想される。

 

ビットコイン急落の原因

ビットコイン急落の原因は、次のことが考えられる。

・米電気自動車(EV)大手 テスラ のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は12日、暗号資産(仮想通貨)の「ビットコイン」を使ったテスラ車購入を一時停止したと明らかにした。

・中国国営メディアが報じたところでは、中国の3つの業界団体が5月18日、国内の金融機関と決済企業に対し、仮想通貨での支払い受け入れや決済手段としての使用を禁止するとの共同声明を出した。