Barthel indexとFIMの違い

日常生活医療

FIMについては、「FIM日常生活動作評価、総論から採点のポイント・具体例の紹介」にも載せましたので良かったら読んでください。

 

今日は、Barthel indexを中心に紹介します。

Barthel indexは、アメリカの理学療法士であるバーセルによって開発された日常生活動作評価方法です。

現在、日常生活動作評価はBarthel indexとFIMが代表的な評価表です。

下記に違いを説明しましたが、簡単にいうと「できるADL」、つまり能力を判定するのがBarthel indexです。一方、FIMは「実際にしているADL」を判定する評価表です。

 

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Barthel indexとFIMの違い

Barthel indexの特徴とFIMの違い

Barthel indexFIM
「できるADL」で日常生活動作を評価「実際にしているADL」で日常生活動作を評価
採点が10項目で満点が100点採点が18項目で満点が126点
自立か介助で判定する項目が多い介助の程度を5段階に分けて判定する

 

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Barthel index

食事10点自立:自助具などの装着可、標準的時間内に食べ終える
5点部分介助:例えばおかずを切って細かくしてもらう
0点全介助
移動15点自立:ブレーキ、フットレストの操作も含む
10点軽度の部分介助または監視を要する
5点座ることは可能であるがほぼ全介助
0点全介助または不可能
整容5点自立:洗面、整髪、歯磨き、髭剃り
0点部分介助または不可能
トイレ動作10点自立:衣服の操作、後始末を含む、ポータブルトイレなどを使用している場合はその洗浄も含む
5点部分介助、身体を支える、衣服、後始末に介助を要する
0点全介助または不可能
入浴5点自立
0点部分介助または不可能
歩行15点45m以上の歩行、補装具(車椅子、歩行器は除く)の使用の有無は問わない
10点45m以上の介助歩行、歩行器の使用を含む
5点歩行不能の場合、車椅子似て45m以上の操作可能
0点上記以外
階段昇降10点自立:手すりなどの使用の有無は問わない
5点介助または監視を要する
0点不能
着替え10点自立:靴、ファスナー、装具の着脱を含む
5点部分介助:標準的な時間内、半分以上は自分で行える
0点上記以外
排便10点失禁無し、浣腸、座薬の取り扱いも可能
5点時に失禁あり、浣腸、座薬の取り扱いに介助を要するものも含む
0点上記以外
排尿10点失禁無し、収尿器の取り扱いも可能
5点時に失禁あり、収尿器の取り扱いに介助を要するものも含む
0点上記以外
合計

 

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FIM

項目点数コメント
セルフケア食事
整容
清拭
更衣・上半身
更衣・下半身
トイレ動作
排泄コントロール排尿管理
排泄管理
移乗ベッド・椅子・車椅子
トイレ
浴槽・シャワー
移動歩行
車椅子
主な移動手段 □歩行 □車椅子
階段
コミュニケーション理解
表出
社会的認知社会的交流
問題解決
記憶
合計

 

FIMの採点法(早見表)

点数自立度採点基準
7完全自立安全に、通常時間内に
6修正自立補助具、時間かかる、安全配慮
5監視・準備口頭指示、助言、ものの準備
4最小介助自分で75%以上している
3中等度介助自分で50%以上している
2最大介助自分で25%以上している
1全介助自分で25%未満しかしていない

 

医療
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