生涯現役社会の実現に向けた検討、厚生労働省の報告

高齢者の労働番外編

厚労省は、生涯現役社会の実現に向けた検討を行なっている。具体的には、高齢者がそのニーズに対応して就労・社会参加が可能となるよう、高齢者と地域社会のニーズのマッチングの仕組み等の構築である。

 

 

 

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高年齢者就業率の長期的推移と就業意欲

高齢者の就業率の推移

高年齢者の就業率は、50代後半で上昇傾向にあり、60代前半層では上昇に転じており、60代後半層も小幅ながら上昇傾向である。

 

就業率の推移

出典:厚生労働省

 

高齢者の就業意欲

一方、高年齢者の就業意欲は非常に高く、65歳以上まで働きたいとする人が約9割を占めている。

いつまで働く    出典:厚生労働省

 

 

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地域活動への参加意向

地域活動への参加意向

高齢者全体のうち約70%が地域活動への参加意向をもっており、特に、60~69歳の高齢者の参加意向が高い。

 

年齢階級別地域活動    出典:厚生労働省

 

 

今後参加したい活動

今後参加したい活動では、「地域行事」、「生活環境改善」、「生産・就業」などに参加を希望する者も各年齢においてみられる。

 

年齢別   出典:厚生労働省

 

 

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生涯現役社会の環境整備、展開イメージ

環境整備

出典:厚生労働省

 

近年、高年齢者就業率は上昇傾向であり、65歳以上まで働きたい人が9割を占めるほど就業意欲も高く、地域活動への参加意欲も高い。

そのため、高齢者の就労促進、生きがいづくりや健康の維持向上を図るなど、 生涯現役社会の実現に向けて次の取り組みが必要である。

  •  現役世代が定年等により現役を引退した後も、地域社会で就労やボランティア活動等の多様な 社会活動の選択が可能となるよう、地域社会での活動の機会や場の開拓を行うとともに、現役世代に対して、退職前から就労体験やボランティア活動等への参加を促進する。
  • 高齢期に入った後も、就労や、社会活動(ボランティア等)、健康づくり活動等の地域活動に参加することができる環境を地域単位で整備することが必要である。
  • 高齢者等の活躍推進 ・生涯現役社会の実現に向けて、高齢者の継続雇用に取り組む中小企業に対する職域開発等の支援を行うとともに、高齢者等の再就職支援の強化、地域の多様なニーズとのマッチングによるモデル的な就労促進の取組への支援等を実施する。
  • 企業退職高齢者等が、地域社会の中で役割を持っていきいきと生活できるよう、有償ボラン ティア活動等による一定の収入を得ながら、自らの生きがいや健康づくりにもつながる活動の 立ち上げを支援する。
  • 単身高齢者等に対する見守り、配食サービス等の生活支援有償ボランティア活動 ・その他、地域のニーズに応じた高齢者の社会参加、生きがいづくりに資する活動を推進する。

 

番外編
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