老後貧乏になる理由「シビアな老後を考え、新車の見栄を張らない」

増税お金

年金だけではゆとりある生活するのに2,000万円不足する「老後2000万円問題」が話題になったが、2021年の還暦人の貯蓄額をみると3人に1人が300万円未満であり、2020年と比べても悪化している。給料が増えないのに税金が上がり続けているのが1番の理由ではあるが、意外に気付いてないのが新車価格の高騰である。

還暦、3人に1人が貯蓄300万未満

プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命が、還暦を迎える男女2000人に対して行った調査によると、2020年と比べ2021年は100万円未満の貯蓄額の人の割合が増えています。

還暦人、4人に1人が100万円未満の貯蓄

100万円未満の貯蓄が25%の割合であり、還暦の方の4人に1人は貯蓄額が100万円未満でした。

還暦人、3人に1人が300万円未満の貯蓄

300万円未満の貯蓄が35.7%の割合であり、還暦の方の3人に1人は貯蓄額が300万未満でした。

老後2,000万円問題が話題になった後でも老後貧乏の状況は改善されるどころか悪化しているのはなんで?

日本は還暦まで働いて貯蓄が300万未満になるほど貧しい国なんでしょうか?

街中では、300万円を超える新車を乗っている人が多くないでしょうか?

PGF生命

出典:PGF生命「2021年の還暦人に関する調査」

サラリーマンの天引き、2023年は負担率50%超へ

手取り額を気にしていても、給料から天引きされている額が増えているのに気づいていない方が多いと思います。

2022年からの社会保険料値上げで、サラリーマンの天引きされる税・保険料負担率は給料の50.05%になると予想している(会社負担分も含む)。

また、社会保険料の負担増はこれからも続くことが予想されている。

コロナ禍で給料の増えている人より減らされた人の割合の方が多いと思います。

そのうえ社会保険料は毎年気がつかないように値上げしています、まずこの現実を知り「貴重な手取り額」を大切に使うことが大切です。

高収入のサラリーマンの方は、控除削減されたり、もっと分かりづらく増税されています。

1.雇用保険料の更なる値上げ

政府がコロナ不況で社員を休業させた企業に支払っている雇用調整助成金が5兆円くらいになり雇用保険の財源が枯渇している、その穴埋めのためにサラリーマンから取る雇用保険料を大幅に引き上げる方針のようです。

2.介護保険料の更なる値上げ

2025年問題になっているように、団塊の世代が後期高齢者になって介護保険の負担が増えると予想されているため、政府はその前に健康保険料を2%くらいの引き上げを行うと予想されています。

増税

出典:マネーポストWEB

世界中の新車価格は急激に上昇している

感覚的なものではなく、世界中の新車価格は急激に上昇しています。

例えば、この20年足らずの間に、ベストセラーであるVWゴルフや、ポロの新車価格は50%以上している。

マーケットアナリストが過去約20年間の取得価格を分析したところ、約63%の増加であった。

2002年2022年
コンパクトカー240万円392万円

シビアな老後の対策もできていて高級車を乗っているのなら問題ないのですが、還暦人の貯蓄額の調査結果をみると、多くの人は見栄をはり、無理して高級車に乗っているのではないかと想像します。

新車は7年〜10年で価値がなくなります、毎回新車を買う時に老後のことを考え費用の数%を老後のための貯蓄や投資にまわすだけでもシビアな老後生活を変えることができると思います。

白い車

2021年人気ランキングの価格は?

それでは、還暦人の3人に1人は300万円未満の貯蓄額しかない日本で「人気ランキング」を見てみましょう。

SUV

車種価格
トヨタ:ヤリスクロス280万円
ホンダ:ヴィゼル350万円
トヨタ:ハリアー504万円
トヨタ:RAV4402万円
トヨタ:ライズ228万円

ミニバン

車種価格
トヨタ:アルファード775万円
日産:セレナ419万円
トヨタ:ヴォクシー344万円
トヨタ:シエンタ258万円
ホンダ:ステップワゴン409万円

まとめ

  • 2021年の還暦人の貯蓄額の調査を紹介しました。シビアな老後を迎える人が多いのが分かります。
  • 老後貧乏な理由は、増えない給料、増える社会保険料が1番の原因ですが、それを変えるのは難しいことです。
  • そんな状況下でも新車価格は高騰しています、7年ぐらいで価値が無くなる新車の購入を見直すだけでシビアな老後貧乏を変えることができます。